マリスミゼルってかっこよかったとおもわない?どうもまかおです。GACKTが嫌いです。とても嫌いなんです。Twitter芸人になっているGACKTがキモすぎます。でも昔のマリスミゼル時代のGACKTは好きです。
大汚れなまかおですが、学生時代はマリスミゼルのようなV系に憧れていました。でも気が付けばギャル男になっていました。若さとはそういうものです。その時その時の時代に流れに流され生きていくのです。
まかおが若い頃は「情報」を自分で収集する事ができない時代でした。できないと言えば噓になりますが、社会が作りあげた「嘘の情報」を鵜吞みにして誤った道を進むのが普通だったように思えます。
タクシー運転手に夢と希望なんてない
若さは有限です。童話の話の中でも若さの為ならなんだってするように、若さ(時間)というものは万人が唯一平等に与えられる素晴らしいものです。
Twitter上のまかおを知っている人は、文字遣いこそ一見若者っぽく見えるかもしれませんが、バリバリの就職氷河期世代です。もはや夢と希望なんてありません。

夢と希望に年齢なんて関係ない!!!
こう思う方もいる事でしょう。たしかに男はいつまでたってもピーターパンです。ピーターパン症候群をこじらせながらリアルを生きていくのですが、40代のタクシー運転手がいつまでも夢を語っていると現実を見れていない痛々しいおっさんになります。
しかし「夢と希望」と言っても人それぞれです。



ワシ、なんかようわからんけどでっかい会社作ったるねん!
これも夢と希望ですし



タクシー運転手10年続けて個人タクシーなるねん!
これも夢と希望です。
前者は無謀で現実の見れていない夢になりますが、後者は比較的現実的な夢でしょう。
まかおは現在福岡でタクシーを転がしていますし、福岡のタクシードライバーさんともそれなりに仲良くさせて頂いていますのであまりタクシードライバーの事を悪くは言いたくありませんが、あなたがもし20代ないし30代前半なのであれば、即刻タクシードライバーなんて辞めた方が良いでしょう。
しかしあなたが10年近い運転手実績があるのであれば話は変わってきます。
個人タクシーはとても楽な生活を過ごす事ができます。別に大金を得なくてもいい。自分のペースでのんびり適当にお金を得ながら家族との時間を作りたい。こういう方はこのまま継続して個人タクシーを目指すといいでしょう。
会社員は国の奴隷
タクシー運転手は「会社員」です。会社員はとても可哀想な生き物です。なぜなら国の奴隷だからです。国から強制労働を強いられ、所得に応じた罰金を支払わなければなりません。
所得が高くなればなるほど罰金額は高くなり、国の僕となり生き永らえなければなりません。戦国時代は年貢が多すぎて百姓一揆が各地で起こりました。しかし現代は百姓一揆を起こせる人間もいません。ただただ国にお金を納め続ける人生が待っています。
東京や大阪ではよく稼ぐタクシー運転手がいます。月売り100万円はもはや珍しくもありません。200万円近く売り上げる猛者も存在します。
よくわかっていないので適当に言いますが、200万円×60%としても120万円の給与がGETできます。
しかしこちらをご覧ください。


面倒なので各控除は全てすっ飛ばしていますのであくまでも参考例として捉えて下さい。
毎日身を粉にしてタクシー転がす以外は寝るだけのような生活をして、国からこんなにも年貢を巻き上げられるのです。
月に200万円を売るような天才は運転も無茶苦茶になるでしょう。一部「俺はそんな事ない!!!」というような人もいるでしょうがスルーします。
しかもこの金額に補償はありません。タクシー稼業というものは時代の波がもろに直面する仕事です。ごくごく一部の天才はそれでもこの金額を確保できるでしょうが、2025年は厳しい現状でしょう。



もう嫌だ・・・やめる・・・
辞めた後の住民税にゲロを吐く事になるでしょう。
税金なんて払わないに越した事は無い
脱税は罪です。しかし節税は可能です。例えばあなたがなにかしらの店舗を運営しているとしましょう。個人事業主でこの金額を稼ぐのはそこまでハードルは高くありません。
業種にもよりますが、月売100の店舗であれば赤字決算も可能です。青色申告であれば赤字は来期に持ち越す事も可能です。
赤字であれば税金は払わなくていい。
もちろんデメリットもたくさんあります。派手な運営をしているのに赤字だと税務調査も入りますし、社会的な信用度はゼロです。
タクシー転がしながら自営業をやろう
まかおが何が言いたいのかと言うと、



若いんだから派手な冒険しようぜ
です。若いのに真面目にタクシー運転手をするという選択は愚かです。
どうせやるなら、何かと並行していい意味でタクシー運転手という立場を利用するのが最適です。
ここで老害特有の「俺は昔凄かった」を披露したいと思います。
まかおは若い頃たくさんお金を稼ぎました。キャバクラの黒服から始まり、イベントサークルで財を得てたくさんの店を運営した事もあります。タクシー運転手を大阪でやる前は芸能事務所もやっていました。時代の移り変わりと共にジワジワ小規模にはなっていきましたが、18から20年間ずっと金銭面で苦労をしたことがありません。
ある程度の才能はあると自負していますが、今そしてこれからの社会で昔のように勝てる人間にもう一度なる才能はありません。自分の能力は自分が一番理解しています。
なので初めてタクシー運転手になってからは現在までいまだに苦労しながら生活しています。
悪い事もたくさんやってきました。前科もたくさんあるどころか普通に生きていれば絶対に縁がない刑務所の経験もあります。
まかおはこれを恥とも武勇伝とも思っていません。前科云々についてはいちいち言う必要が無いのですが、大阪タクシー運転手時代にたくさんの同業者を敵に回した結果、恐らく同じ会社の人間に2ちゃんねるで晒されたから公言するようになりました。簡単に晒されるくらい、名前で検索したらいまだに記事が出てきます。
こんなおっさんになってもまかおはまだ諦めていません。時代の波に抗うのではなく流れに身を任せながらやれることを最大限やりながらしぶとく生きていくつもりです。
まかおはタクシー稼業を「個タクポイント」と呼んでいます。タクシー運転手をやらない人生が一番なのですが、社会的信用度の何も無いおじさんが戦い続けるのは些か無謀です。その為の保険と思ってタクシーを転がしています。
この保険を途中解約するのか、任期まで全うするのかはわかりません。任期を全うしたところでその時代にタクシーという仕事は無くなっているかもしれません。
でも今やれる最適の案だと自分では思っています。
おっさんでもまだ諦めてねーんだから若者はタクシーなんて転がしてんじゃねーよ
コメント